新谷正志 | サ高住ナビ - Part 722

新谷正志

介護が国防になる!?

船井総研高齢者住宅ビジネスコンサルティングチーム

新谷正志のブログ

こんにちは。
新谷です。

本日お会いした経営者様から、新しい気づきを沢山もらう事ができました。

1979年から福祉の世界を見てきた方なので、言葉の重みが違います。
2000年から介護保険はスタートしましたが、それ以前は措置の時代です。

全ての施設入所、通所、訪問入浴の介護サービスが自治体市町村への申請と振り分けによる利用。
訪問介護は、家政婦紹介所経由。
自治体市町村に申請したら市町村の役所が利用の有無や施設を決定。

ですから、希望の施設や利用方法は選べずに、措置で決まっていた時代。

利用料金も特養は、措置による定員価格の決まった報酬。
老健は健康保険で医療費を圧迫しての1割負担。
通所は自治体市町村の委託事業などで決められた利用人数の報酬のみ。

私が生まれたのが1979年。
大学を卒業したのが2002年ですから、当時のことは・・・私の知らない世界です。
しかし、高齢者住宅ビジネスに携わっている以上、歴史を知りませんでは済まされません。

本日お会いした経営者様は、介護保険制度を策定する際に必要なデータを厚労省(当時の厚生省)に
提供した方ですから・・・

冒頭の「言葉の重みが違う」・・・という話になります。

「日本の介護の質が高いからといって、サービスの質を海外に輸出するってどういうことよ?
要はOS(オペレーティングシステム)でしょ。その仕組みこそがノウハウだから、それを商品化しないと
海外に輸出なんて無理でしょ。」

という・・・

さすがは、介護保険制度を作った方(保険点数を決める根拠データを出した方)のお話ですから、
話のレベルが民間レベルではなく、国家レベルの話なんだと、理解するのに時間を要してしまいました。

M&Aをして苦労した話なども豊富にお持ちですから、視点がそちらに向いているところもありますが、
色々と伺った話の中で、印象的だったのは・・・

・投資家は夢と安定を求めるが、投機家は夢と一緒にリスクを買っている!
・コンサルタントはニーズを聞くのではなく、顧客のウォンツ(欲求)を感じる感性を持て!
・日本という国がパラダイムシフトを迎えようとしている!
・経済は三等になっても、介護を極めれば世界から畏れられる!
・核を持たなくても、介護を極めるだけで国防になる!

という話が、印象に残っています。

「介護を極めるのは良いですが、経済が三等に落ちぶれるのはいかがなものでしょう・・・」

と、素直に思ったことを述べましたら・・・

海外で実際に体験したエピソードを交えつつ、
フィリピンみたいに海外に出て外貨を稼いでくる文化を日本も真似ることが出来れば最強だ!
優秀な人材はどんどん海外に出ていけば良い!

という、私みたいな若者がワクワクするような解決方法もしっかりと持っておられました。
(さすが・・・アメリカで黒人ヘルパーを採用した経験もある方なだけに、視野が広い!)

私が言うのもおこがましいですが、めちゃくちゃ波長が合いました!

私が考えている夢(船井総研として取り組んでいきたいこと)を具現化していく上で、
多くのヒントを今日はもらう事が出来たと思っています。

自分自身の存在意義(役割)を今日は確認することが出来ました!

素敵な出会いに感謝です。