新谷正志 | サ高住ナビ - Part 722

新谷正志

認知症になるのは子供の責任!

船井総研高齢者住宅ビジネスコンサルティングチーム

新谷正志のブログ

本日は静岡県浜松市にて開催された「認知症予防のセミナー」に参加しました。

6万人の認知症患者を過去に診断された実績を持つ、金子満雄先生による講演です。

治療した患者の数が6万人・・・
1日10人×1年365日=3650人ですから、
1日も休みを取ることなく、10人の患者を診られたら、16年半で達成するという計算です。

6万人ってほんと?
何て最初は思っていましたが、金子先生のご年齢は80歳で、ドクター歴50年。
6万人という数字も、リアルに感じてしまいます。

講演の内容を要約しますと、

・仕事ばかり、友達付き合いなし、趣味なしの人は認知症予備軍と考えて良い
・70歳で3割、80歳で5割、90歳で90%は軽度を含めて認知に入っている
・認知症対策をしっかりすれば9割は治る

と、危機感を持つ必要はありますが、それ相応の対策もあるので希望を持てるお話だったと思います。
で、対策のキーワードとしては・・・

①散歩と ②遊びでした。

散歩を通して、季節を感じる感受性をもつこと。
遊び方も色々で、遊ぶことについても本気で挑む必要があるそうです。
(トランプゲームだけでも30種類近くあるとか)

ま、色々と参考になる話はありましたが、個人的には次のフレーズがひっかかりました。

「親が認知症になるのは、子供の責任だ!」 と言い切っておられたことです。

・親の話をろくに聞かない。
・1日1回親を笑わせようとする努力すらしない。

そんな子供は親も子供だと思わなくなるし、子供を子供として認知しなくなってくる。
たとえ、立派な大学を出た子供(配偶者含)でも、親を認知症にさせてしまうような子供は親不孝者だ。

そう、金子先生は言及されてました。。。

現実問題として、親の認知症に悩まれている子供世代が聞くと憤慨しかねない内容ですが、
まだ親が現役世代で、これからこういった問題と向き合う必要がある世代からすると、
耳が痛い話であったことは事実です。

孫の顔を見せるだけではなく、子供としてできる事が何かあるのではないか。
そんなことを考えさせられた、「母の日」となりました。