新谷正志 | サ高住ナビ - Part 8

新谷正志

「多様化社会」と「生産性向上」について〜3〜

こんにちは。

新谷です。

 

師匠が言っていました。

 

今の日本で、「同一労働、同一賃金」を根付かせようとしても、

簡単じゃないだろうね。と。

 

そこには、日本人の国民性が関係しています。

 

「経済活動の質によって国民性は形成される」

「そして、その経済活動は、地政学的にあるいは人口によって、

 歴史的に様々な制約を受けて形作られていくもの」 By.マルクス

 

真面目で勤勉な日本人。

空気が読める日本人。

 

いわゆる、「一般的な日本人の性格」が国民性です。

 

「総合職」という名の元、空気を読める日本人は、

仕事に制限をかけることなく、とにかくよく働いたものです。

 

私は「空気が読める人間」が好きです。

これは個人的な好みの問題です。

 

そもそも、日本人という人種が、

「空気を読める人種」だと思っています。

 

でも、最近の日本人を見ていると、

「空気を読めない人」が明らかに増えてきています、笑。

 

それは、今に始まったことではないけど、

 

残業をしない日本人

権利ばかりを主張する日本人

 

は確実に増えてきています。

 

それは、前職時代(派遣会社で働いていた時代)に嫌というほど見てきたし、

なんてことはない、今の会社にもそういう人が確実に増えてきています。

 

要は、空気が読めていない(読もうとしない)。

 

※「派遣」という働き方は、それが「権利」として認められているわけで、

別に「派遣システム」を否定しているわけではありません。

 

あくまで、「国民性が変わってきた」という話です。

 

それは、日本人が変わったというよりかは、

経済システムが変わってきたことが原因で、

それに応じて、いわゆる「国民性」が変わっただけのこと。

 

つまり、「日本人が変わった」というのは、

原因は何であれ、真実のようです。

 

今後も人材不足が続いていくこの国では、

 

・働き方に制限のある障がい者(ボーダーライン含)

・日本語を話せない外国人

 

を社会が積極的に受け入れていく流れが必ずきます。

(というか、もうそういう時代になっているようです)

 

それはもう、好むと好まざるとに関わらずです。

もう、そういう空気になっています。

 

真面目で勤勉な日本人。

空気が読める日本人。

 

世界的にみても稀有な人種だと思います。

 

しかし、そんな「日本人像」も、

「古き良き時代の話」になってしまうのでしょうか。

 

師匠が言っている、

「日本では『同一労働、同一賃金』が根付かない」

理由というのは・・・

 

日本人が「空気を読んで仕事をする」からであって、

本当の意味で「同一労働、同一賃金」を根付かせるのであれば、

「経済システム」を変えていくしかないようです。

 

「多様化社会」を実現していくには、

「多様性を認める優しい社会」を作っていかないといけません。

 

仕事を細分化することで、自分の仕事と、他人の仕事を区別する。

差別ではなく、区別をすることで、心のバリアフリーを進めていく。

 

それは、業務効率を高めるための作業。

 

そういう社会では、

「空気を読んで残業をする」

必要なんてありません。