サ高住ナビ(サコナビ) - メルマガページ VOL.65 「融資担当者の一言から見えた、介護現場の実態とは!?」|全国で高齢者住宅を開発する建築・不動産会社様、それを管理・運営する 医療・介護会社様のための最新成功事例をお伝えするメールマガジンです。

  

高齢者住宅コンサルティングメルマガ VOL.65(通称:サコナビ通信)
■□■…………………………………………………………………………………

 コラム「融資担当者の一言から見えた、介護現場の実態とは!?」

…………………………………………………………………………………■□■

おはようございます。新谷です。

いよいよ4月。

船井総研にも新入社員が入社してきましたよ。
その数なんと・・・117人!(もちろん、過去最高人数です)

研究会などでご挨拶をさせて頂く機会もあると思いますので、
その際は溢れるほどのフレッシュな風をお送りいたします。

是非ともご期待くださいませ!

さて、先日の話ですが、建築会社の営業マンとの同行で、
とある介護会社に訪問をしてきました。

その介護会社は高齢者住宅事業への参入をほぼ決めておられ、
こちらから具体的なプラン提案をさせて頂いているのですが、
メインバンクの担当者からこんな質問をされたそうです。
「高齢者住宅事業ですか!いいですね社長!ただ・・・
融資をしたくても出来ない案件があることだけはお伝えしておきますよ。」

う~ん、意味深ですねえ。

皆さん、何のことだと思いますか?

ちなみに、この担当者は、医療介護専任チームの‘やり手’融資担当者だそうです。
その融資担当者は、こんな事を言ってきたそうです ・・・

「正直申し上げまして・・・
時代の先を行き過ぎる事業に関しては、厳しい判断をせざるをえません。
介護の現場担当者がついてこられない事業は、やってもうまくいきませんよ。」

つまり、ケアマネや病院の相談員さんが、よく理解していないサービスを始めても、
そのサービスが普及しないことを、嫌というほど見てきたというのです。

確かに、それは一理あるかもしれない。
妙に納得できました。

自分が理解しているサービス(商品)は人には勧められます。
しかし、よく分からないサービス(商品)は、人に勧めることができません。

たとえば、「サービス付き高齢者向け住宅」って何か?

という質問を介護のプロである、ケアマネや病院の相談員に聞いたときに、
どれだけの人が明確に回答できるか?という話です。

回答できたとしても、自分の都合の良いように理解していたり、
完全に間違った理解をしていることは往々にしてあります。

制度がスタートして4年以上経った現在でも、その実態やメリットやデメリットについて、
明確に回答できる人は少ないはずです。

「サ高住」ですらそれですから、「定期巡回・随時対応サービス」やら
「地域包括ケアシステムの意味」やら、最初から理解されようとしていない方にも遭遇します。

実は、それが‘介護現場の実態’でもあります。

もっと言うならば、融資担当者は「財務のプロ」だとしても、「経営のプロ」ではありません。

「経営のプロ」である皆さまであれば、まずはこの融資担当者を納得させるだけの、
事業計画書を作り上げて頂きたいと思います。

次の項目は、某信用金庫の支店長から頂戴した「メモ」に、私が加筆した事業計画書の目次です。
(年商4000万円の会社が、1億3500万円の融資を獲得した際のものです。)

ご覧ください。

1.申請者の概要
経営者の思いや考え方を記述

2. 株主等の一覧表
株主と持ち株数を明記

① 事業者概要
・自社の強み・・・抽象的な表現ではなく、数字を交えて具体的に
・現在の経営環境、経営課題の整理
・本事業(高齢者住宅開設)に至った経緯
・訪問介護、デイサービスの利用者数(稼動率)
・取引先数(過去に利用者を紹介頂いた法人数及び、ケアマネの数)

② 市場ニーズ、市場規模
・エリア内の施設数(需給状況) ・競合先の料金体系、稼動率
・メインターゲット(平均介護度) ・要介護認定者推移(予測)

③ 生産体制
・有資格者の人数(ケアマネージャー・介護福祉士・看護師 ほか)
・社外の連携体制先(提携クリニック・訪問入浴・訪問看護 ほか)
・社内研修体制(月次研修内容) ・人事評価制度の仕組み ほか

④ 本事業の優位性
・在宅介護(訪問介護・デイサービス)の実績
・既存利用者からの入居予定人数
・N年後の事業規模

⑤ 事業計画(キャッシュフロー)
・初期投資額(特浴機械、車両、家電、家具、机、什器、備品購入費用)
・初年度運転資金(最大キャッシュマイナス額) ・平均介護度
・介護保険客単価

⑥ 技術面の書き込み
・有資格者人数 
・スタッフ研修制度

いかがですか?

① 実績と②事業の現実性をきちんと伝えることが出来れば、
事業参入の第一関門である「融資の壁」は突破です!

とはいえ、なかなか介護会社さん自身が、
自社の強みを客観的に評価する事は難しいもの。

だからこそ、建築提案をされている皆様が、
介護会社に寄り添いながら事業計画も作っていって頂きたい。

それこそが、当研究会の理念にもなりつつある、
「寄り添う経営」ではないでしょうか。

もうすぐ補助金制度もスタートです。

有益な情報はいち早く入手し、
地域の介護会社様には適宜情報提供を!

引き続きよろしくお願いします。

…………………………………………………………………………………■□■
このメルマガ内容に関するご質問・ご相談はお気軽に新谷までメールでください。
 メールアドレス:m.shintani@funaisoken.co.jp
■□■…………………………………………………………………………………

株式会社 船井総合研究所 
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
TEL:03-6212-2951(担当:コウムラ)
E-mail: s.suzuki@funaisoken.co.jp
高齢者住宅専門ポータルサイト(サコナビ):
http://www.sakouju.com/
船井総合研究所 住宅不動産専門コンサルティング (住宅不動産コンサルティング.COM):
http://www.fhrc.jp/

…………………………………………………………………………………■□■


高齢者住宅経営者向けメルマガ メルマガバックナンバーバナー



【船井総研】高齢者住宅コンサルティングメルマガ、「通称サコナビ通信」は、全国で高齢者住宅を開発する建築・不動産会社様、それを管理・運営する 医療・介護会社様のための最新成功事例をお伝えするメールマガジンです。毎週月曜日に渡り配信しています。



※配信登録は無料です。ご登録いただきますと、「FUNAIメンバーズ Basic会員」(無料)に自動的に登録されます。

top