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高齢者住宅コンサルティングメルマガ VOL.67(通称:サコナビ通信)
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 コラム「新入社員との接し方」

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こんにちは、田中です。
皆様の会社でも4月に新入社員が入社されたことと思います。
まっさらな新しい気持ちで入社してきた彼らは非常に眩しいです。

期待と不安の入り混じった表情で、スーツに着られている姿で働く様は羨ましくもあります。
そんな彼らを一人前の社会人に育てるも、腐らせてしまうも、皆様次第なのです。

「そんなこと言われなくても分かってる!」と思った方も多いことでしょう。

そうです。皆さんそれが大事だということは分かっているのです。
しかし、分かっているのとできているのとは大違いです。

目先の業務の忙しさに新入社員教育を後回しにしていたり、
新入社員を自分の補助役程度にしか考えていない上司や先輩社員が多いのも事実です。

残念ながら、これでは育つものも育ちません。

そんな先輩に限って、「オレは先輩の仕事を盗んでモノにした」「自分で育つものだ」と
言ってのける人が多いのではないでしょうか(笑)

確かに昔はそれで良かったのかも知れませんが、いまやもう時代が違います。

大卒で2010年入社から始まった悪名高き「ゆとり世代」の新入社員たち。
「使い物にならない」「積極性がない」など様々な悪評が聞かれます。

一方で当人たちも「僕たちゆとり世代ですから」と開き直っている風景も見受けられます。

「ゆとり世代」の入社から6年経ちましたが、個人差はあれども大方の意見は揃ってきました。

それは、、、

・受身・言われたことしかしない
・まじめ
・精神的に弱い・叱られ慣れていない
・競争意識が低い
・失敗を恐れ、チャレンジが少ない
・すぐに答えを求める
・自身が成長したいという意欲はある
・多責思考
・柔軟性に欠ける
・覇気が無い

といったことです。

これだけ見ると、「やっぱりダメじゃないか」と言いたくなるところですが、
それはグッとこらえて下さい。

「最近の若い者は、、、」なんて言おうものなら、それはNGです。

「ゆとり世代」は果たして本当にそんなに酷いモノなのでしょうか?

「ゆとり世代」であっても優秀な人とそうでない人はいます。
これから10数年は、新入社員はすべて「ゆとり世代」です。
何をどうあがいても、「ゆとり世代」しかいないのです。

こちらが変えていくしかないのです。

とはいえ、新入社員(ゆとり世代)をどう育てて良いのか分からない方が多いのではないのでしょうか?

何とか育てたい!という気持ちはあれども、何をやって良いかが分からない、
というのが現実かもしれません。

そこで、新入社員を育てるためには以下のことをするのです。

それは「良いクセ付けをしてやる」ことです。

具体的に書きますと、、、

1)ビジネスマナーをしっかりと教える
2)当たり前のことを当たり前にさせる
3)達成感・成功感を経験させる

というようなことです。

1)のビジネスマナーは、電話の取り方であったり、名刺の受け渡し方であったり。
車やエレベーターでの乗り位置などもそうです。先方企業へ伺ったとき、建物に入る前にコートを脱ぐ、、、数えだしたらきりがありません。

大事なことは、ビジネスマナー研修をしたらそれで終わり、ではないのです。

電話の取り方が間違えずに済むように、名刺の受け渡しが先方に失礼の無いように、
何度と無く指導(指摘)してあげることなのです。

根気良く、怒らずに(たまには怒って)、クセになるまで繰り返し続けていくしかないのです。

2)も実は同じです。我々が当たり前と思っていることが、
彼らにとっては当たり前ではありません。

先日も朝礼の中でジュースを飲みながら上司の話を聞いている新人がいたのですが、
あまりの状況に衝撃を受けました。思わず「それくらい常識だろ!」と怒りたくなったのですが、
常識が違うのですから仕方ないかもしれません。

彼の中ではむしろ「カッコいい」と思っているようでした。
海外の映画やドラマの影響なのでしょうか?

クライアント企業の新入社員ですから、
怒りを抑えながら「朝礼のときはね、、、」「もし君が話している時に、、、」と指導しました。

今後、朝礼のときはきっとドリンクを飲まないでしょうが、
ミーティングのときはきっとまたやるでしょう。根気良く指導していくしかないのです。

そして3)の達成感・成功感は、小さな成功経験の積み重ねです。
どんな新人でもいきなり大きな仕事を成し遂げることはできません。

些細なことでも構わないので達成させ、
小さな成功経験を積み重ねさせることで、自信を付けさせるのです。

深く考えて創造する習慣が育っていないうちに、
いくら「考えて、創造的な仕事を任せよう」とチャンスを与えても、あまり良い結果は得られません。

むしろ、最初は徹底的に「模倣」させるのが創造的な仕事の近道になることを教えます。
ゆとり世代新人には、早くきれいに仕事をしたい、失敗したくないという特性があります。

ですから、簡単な仕事の「模倣」であっても、まず、新人に何かしらの成果を
生み出させることが成長につながります。

また、成果を出すことができれば、達成感が高まり、
“もっと深く仕事がしてみたい”“もっと創造的な仕事がしたい”と強い探求心が出てきます。

その後で、少し複雑な仕事を与えるという手順を踏むと、
深く考える習慣を徐々につけていくことが可能です。

まさに「守・破・離」の原則です。

しかし一方で「ゆとり世代」の新入社員たちは、自分自身の成長意欲が高いのも事実です。
これは終身雇用制度の崩壊を目の当たりにしているからかもしれません。

そういう新入社員たちには
「仕事のできる人は***するよ」「***までできる人は一目置かれるよね」
なんてセリフが効くでしょう。

その中で、行動を考えさせるクセを付けていくのです。

こう書いていて「言うは易し、行うは難し」ですよ、という声が聞こえてきそうですが、
まさにその通りだと思います。

上に書いたことは、実は皆様が知っていることだし、そうしなければならないことも
分かっているはずなのです。

しかし途中で諦めてしまっていたり、堪忍袋の緒が切れたり、
目先の業務が忙しくてうやむやになっている、というケースが多いのではないでしょうか。

「上司の仕事は我慢すること」です。
途中で途切れることなく粘り強く続けていきましょう。

最後にもう一点。

「ゆとり世代」は非常に打たれ弱いです。

こちらは単なる指摘のつもりでも、「皆の前でダメ出しされた」と塞ぎ込むことも多いです。
それが繰り返せば、社長・上司の存在が怖くて仕方なくなることもあります。

それを回避するためにも、周囲の別の先輩社員が一声かけてあげることが大事なのです。

「なんかあった?大丈夫?」「**さん、きついよね〜。でも大事なことだからさ」
「へこむだろうけどがんばろうよ」と声をかけてあげるのです。

ただし、その際に気を付けなければならないのは、決して同調したり、指導したりしないことです。
あくまでも「大変だけどやれることをやってみよう」という雰囲気で接し、
後は、自分は自分の仕事に取り組む姿勢を見せることです。
変に依存させないように、線引きが大事です。

誰しも社会人は、新卒で入社した会社のカルチャーを引きずります。

私も新卒入社数年後に再会した仲の良い同級生と、
こんなにも考え方が違ってしまうのか!と驚いたことがあります。

中途社員の方を見ても、入社当初はやはり「カラーが違うな」と思うことがしばしばです。
先輩社員が良い文化(社風)を作って、後輩社員に伝えていくことは非常に重要です。

ぜひ、良い文化を作ってください!

来週もよろしくお願いいたします。

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